事業所概要
事業所の種類 就労継続支援B型 2010年(平成22年)3月1日指定
事業所の規模 敷地面積291.10㎡ 延べ床面積173.84㎡
構造:鉄骨造スレート葺き平屋建て1棟
定 員 23名(主たる対象者:18歳以上の知的障がい者)
職員配置 管理者(サービス管理責任者と兼務)、職業指導員、生活支援員、調理員
営業日 月曜日〜金曜日
但し国民の祝日と12月29日〜1月4日、8月11日〜13日を除く
営業時間 9:00〜17:00
費 用 給食提供サービス:食事提供体制加算の方は330円、非該当者360円
送迎サービス:片道230円、往復460円
その他行事等での必要経費実費分を徴収
仲間の家たけのこの歩み
1987年4月1日 門真市打越町にて、心身障がい者通所施設「仲間の家たけのこ」として通所者4名、職員1名で発足。以降17年間、毎日の作業や行事を通じた地域とのふれあいの中で社会参加をめざしてきました。
2004年4月1日 「社会福祉法人恵光美会」の設立に伴い、知的障がい者小規模通所授産施設「仲間の家たけのこ」として、通所者16名と、職員6名で再出発。
構造:鉄骨造スレート葺き平屋建て1棟
2009年12月 門真市岸和田の新施設に移転。
2010年3月1日 指定障がい者福祉サービス事業の就労継続支援B型事業を、利用者19名、職員6名で新たにスタートし、現在に至っています。
共生社会の更なる発展のために

門真の歴史を振り返って①

昭和45年の頃、門真の障害のある子、特に肢体不自由児とその親たちの地域社会で置かれている状況は、とても厳しいものでした。
「一歩子どもを連れて外へ出ると、私たち親子はまわりからの目を異常なほど感じました。わがままを言って泣いてる自分の子に、『あんまり泣いてると、あの子みたいになるよ!』と、大声で平気で怒鳴る母親。道で私たち親子をわざわざ走って追い越し、振り返って見て、ひそひそ言いながら見つめている母子。これらが絶えず灰色の空のように重圧となってのしかかってくる毎日です。」と思い詰め、「この子をおんぶして、何度京阪の線路を歩いたことか・・・」と追い詰められるほどでした。
昭和44年4月、必死に一人ひとりで耐えていた親たちが肢体不自由児父母の会を結成し、9月には対市交渉の結果、老人ホームの間借りとは言え、訓練センターを開設することができました。
ところが、昭和45年3月の入学児検診の際、「1年間就学猶予をされたらどうですか?」という市教委からの言葉に打ちのめされることになりました。
親たちは考えました。
「教育とは一体何だろう?」
「いわゆる従来の学校での学習活動が期待できない子どもにも、その子なりの成長は必ずあるに違いない。その成長は人間の尊い権利で、それを追い求めるのが教育だろう!」という到達点を得ました。
親たちは、その年の4月から就学猶予免除返上と肢体不自由児学級設置のための運動を始めました。
対教育長を含めて計8回に及ぶ対市交渉の結果、昭和46年4月、四宮小学校に肢体不自由学級「竹の子学級」を、大阪府下で3番目の学級として開設させることができました。その時の入学児は5名で、就学猶予6年が1名、1年が2名、適齢児は2名でした。

門真の歴史を振り返って②

大阪府下で3番目の認可で開設はしたものの、教室の整備が間に合わず、市立老人ホームの一室を間借りしていた訓練センター(前年9月、運動の結果設立された就学前肢体不自由児訓練施設)が教室でした。
9月になってやっと入れた四宮小学校の教室は、プレハブ造りで、机一つありませんでした。
それでも、「通学できる学校ができた!」という感激で、愚痴一つこぼさず、親と教師が一緒になって掃除をし、家にあるものを持ち寄って、喜び合いました。
その年は、校舎の隅にあるこの小さな教室を訪れる普通学級の子ども達は少なく、物珍しさのみで見られ、竹の子学級の中だけのひっそりとした1年間でした。
しかし2年目、「同じ校内で生活しているのだから、お互いを知り合うため、もっと普通学級と竹の子学級の子に関わりを持たせよう!」と言うことが、四宮小学校の教師達の間で話し合われ、共に生活する時間を少しずつ増やしました。
中でも、共に参加した運動会や音楽会が、双方の子ども達に大きな変化をもたらしました。
例えば、音楽会では、会場の体育館に入った竹の子学級の子ども達は、たくさんの友達の間を見て回り、一緒にいることの喜びを全身で表現していました。リズムに乗って、おだやかな顔つきを見せる子もいました。また、観客席の子どもからステージの竹の子学級の子たちに、「ガンバレ!○○ちゃん!」と声援が飛び、教師の手が回らない時には、ちゃんと席に着けてもくれました。
毎日の生活の中でも、休み時間になると一目散に竹の子学級に走って遊びに来てくれる子、音楽の時間に競って迎えに来てくれる子等々、双方の子ども達の関係に大きな変化が起こってきました。

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〒571-0002
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TEL & FAX 072-881-8355
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